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〜 ツールを選ぶ 〜

まず、ドット絵を描くときに、「できればこういうツールを」というのを言います。
ただ、まぁ以前も言いましたが、最低限必要なのはあくまで「256色」「ドット単位のペンツール」「ルーペ機能」のみです。
これから言う機能は必ずしも必要というわけではありませんが、有ると絶対便利なのは確かです。
お金に余裕のある人、またはどんなツールがいいのかわからないという人は参考にしてください☆
あ、でもちなみに言いますが、「ドット絵のみ専用」なツールっていうのは、基本的にどこ探してもありませんよ(爆)
アスキーの発行している「ツクールシリーズ」にはありますけど・・・
たいていは256色CGツールとして販売されています。


〜 わかりやすいルーペ機能 〜
便利度 ☆☆☆☆
ツールに搭載してる可能性 ☆☆

これは元の原寸サイズの画像と拡大したときの画像が同時に表示されるという機能です。
つまり拡大画面でドットを打っていくと同時に原寸画面も表示されつつ常に更新されていくというものです。
たいてい「ルーペ機能」だけならどのツールにも標準で付いています。
しかし、ドット絵を描く場合では、拡大すればある程度描きやすくはなりますが、逆に拡大すればするほど絵がわかりにくくなります。
そのため、この機能がないと、いちいち「拡大して描いては原寸に戻して確認して」を繰り返さなければならないので、多少時間のロスとなるのです

〜 右クリック・スポイト機能 〜
便利度 ☆☆☆☆☆
可能性 ☆☆

これはマウスポインタ(マウスアイコンの先っちょ)を画像のとあるドットに直接合わせ右クリックすると、そこに置かれているドットの色を採取できるという機能です。
これは、”アンチエイリアス”を手動でかける場合などに、色をすぐ採取したい時に便利です。
単なる「スポイト機能」なら、たいていのツールにありますが、これだとツールボックスから”スポイト機能”を呼び出し、色を採取して、さらにまた”ペンツール”を呼び出すという遠回りな作業となるので、やはり時間のロスとなります。
また、パレットから色を選ぶという手もありますが、16色ならともかく256色ともなると、目的の色を探すだけで時間を要してしまいますので、結局は”スポイト機能”よりも作業効率が落ちることになるでしょう。
なのでこの”右クリック・スポイト機能”もできれば欲しいところです・・・

〜 範囲指定・コピー機能(透明色指定可) 〜
便利度 ☆☆☆
可能性 ☆☆☆☆

これは画像の一部分の範囲を指定して、コピーし、張り付けられ、なおかつ透明色の指定もできるという機能です。
透明色を指定できるというのは、つまり例えば青色と赤色の2色で描かれたドット絵があり、青色を透明色に指定して範囲を選択し、コピー・張り付けを行うと、青色で描かれた部分は無視され赤色で描かれた部分だけコピーされるということです。
これは例えばどういう場合に便利かというと、顔グラフィックなどを描く場合、キャラの顔と背景になる模様を同じサイズで別々に描き、その後、顔のみを描いた画像の背景の色を透明色に指定し、コピーして模様を描いた画像に張り付ければ、キャラを描いていた画像の背景は無視されるので、上手く模様の上にキャラが張り付くわけです。
他にもこの機能はいろいろ便利な点がありますので、やはり欲しい機能ですね。
さらにこの機能が、ルーペ機能実行中でも使えるようであれば、文句無しです。

〜 範囲指定・上下左右反転機能 〜
便利度 ☆☆☆
可能性 ☆☆☆☆

これは上の機能と同じく範囲を指定しますが、選択された部分の画像を上下逆に表示できたり、左右逆に表示できたりする機能です。
こんな機能がなぜ便利かというと、まず一つは作業中に「デッサンの狂い」を常に確認できる点です。
ドット絵に限りませんが、絵というのは、例えば顔グラフィックで言うと、最初の見た目がいいカンジに見えても、仮に上下や左右に反転して見てみると、目の位置が変だったり、輪郭がずれて見えたりすることがあります。
そういう場合はつまり、「デッサンが狂っている」ということになります。
初心者の人が何か絵を描くと、まず100%確実にこういうことは起こると言ってもいいでしょう。
簡単に「デッサン」とか言いますが、実は絵にとってデッサンの狂いというのは非常に致命的です。
デッサンの狂っている絵をよく眺めていると、反転せずともその絵に対してどこかに違和感が生まれてきます。
そうすると結局絵が上手くは見えなくなるわけです。
というか、そういうウチですら未だにデッサンはそれほど身に付いていません(笑)
しかし考えてみてください。
今やパソコンだからこそ上下反転や左右反転が容易にできますが、パソコンがなかった時代やプロの絵描きさんなどが本物のキャンパスなどに絵を描くとき、仮に上下反転はできても、左右反転まではさすがにできませんよね?
じゃあどうやってこういう方々はデッサンの狂いを確認してるんでしょう?
答えは単純に「確認するしない以前にデッサンを狂わせていない」ということです。
これこそがまさに”デッサン力”なのです。
しかし、これは単純に「経験」だけでは身に付くものではありません(笑)
「デッサン技法」というものを勉強しなければいけないのです。
さすがにこればっかりは詳しくここで説明することはできませんが(なんせ内容が内容だけに(笑))、簡単に言えば、ある物を直接描く前に、その絵のモデルとなる物の元の形や大きさ、中心、角度、長さ、位置、その他いろいろな情報をふまえながら、まず絵の土台となる”型どり”みたいなものを作る技術なのです。
この型どりさえしっかりしていれば、その上に絵を描いていっても、デッサンは狂わないということですね(笑)
長々と説明してしまいましたが、つまりドット絵ではこの反転機能があれば、たとえデッサンが狂っていても反転してすぐに修正できるので、”デッサン力”が無くてもある程度は補えるということです(笑)
でももし、いないと思いますが、このデッサン技法を極めたいというものすごい意欲のある人は、その手の専門学校へ行くか、本屋にでも行って、勉強してください(笑)
あと、この機能は別にデッサンの狂いの確認だけでなく、RPGなどのチビキャラを描く場合にも便利です。
例えば横歩きの絵をコピーしてから左右反転させると使い回しで右方向、左方向のチビキャラが作れますしね。

さて、まだまだ細かい機能を上げればいくらでもあるんですが、大体この4つの機能があれば問題なく快適にドット絵は描けていけるでしょう。
しかし、残念ながら、「つまりどのツール買えばええねん!製品名上げてくれ」と言われても、ウチはそういう情報に疎いのでお答えできません(爆)
ただ、DOS版であれば、今ウチが愛用している「ACTGIGA」にはこの4つの機能が備わっています。
しかし、数年も前のツールなので、今も販売しているかどうかは不明です。
でもたしか「ACTGIGA」はWIN版もあると聞いたことがあるので、ひょっとしたらこの機能等がそのまま残っていて、なおかつまだ販売している可能性はあるかも?(頼りねぇ・・・)