STEP7:描き込み
7−1.完成?
さて、大体着色は完成しました
でもよく見ると、まだドットのギザギザした部分が多少見えてて、ちょっと見栄えがよくないですね〜
というわけで、この問題を解決するために「アンチエイリアス」のかけかたを教えましょう
7−2.アンチエイリアスとは?
アンチエイリアスとは簡単に説明すると、違う色のドットとドットの間にその中間の色のドットを置いていって、ドットのギザギザを目立たなくするドット絵テクニックです(わかりにくいやん!)(笑)
まあ、とりあえずひとつひとつ順々に説明していきましょう
7−2−A.中間色
中間色とはその名のとおり、「中間の色」というわけですが、とりあえず例を見てみると

ここに2つの違う色(白と黒)があります
この白という色はRGB(レッド・グリーン・ブルー)の数値で置き換えると、「R:255 G:255 B:255」ということになります
同様に黒は、「R:0 G:0 B:0」です
で、問題のこの中間の色というのは、「R:127 G:127 B:127」の
この色になります
さらに、この色と白との中間の色は
「R:191 G:191 B:191」
この色になります
また、黒との中間の色は
「R:63 G:63 B:63」
この色になります
わかりますか?
7−2−B.中間色を置く
では実際に置いてみましょう




こうなりました
ここで気づくと思いますが、いわゆる「グラデーション」になってることがわかりますよね?
つまりこのグラデーションの効果を使って、ドットのギザギザをぼかし、目立たなくするということなのです
では実際にこの中間色を使って「STEP3」で紹介した「例2」の線にアンチエイリアスをかけてみましょう
アンチエイリアスの例:
→

このようになりました
どうですか?アンチエイリアス前とアンチエイリアス後とでは全然見栄えが違うでしょ?(^^)
アンチエイリアス後では、ギザギザがほとんど見えなくなって「綺麗な線」に見えますよね
このように、アンチエイリアスは比較的簡単で、かつ効果がハッキリと現れるテクニックなのです
このテクニックは覚えて絶対に損はないでしょうね(^^)
そのかわり、非常に時間を要しますが(笑)
ではこのかけ方の順を簡単に見ていきましょう
まず、一番最初に作成した中間色「R:127 G:127 B:127」を1ドットづつ置いていきます

次は「R:63 G:63 B:63」の色を置いていきます

最後に「R:191 G:191 B:191」の色を置きます

感のいい人ならば、この時点でどういった置き方をしていけばいいかというのが、大体わかっていただけたと思います
でも、まだよくわからないという人のためにいくつか例を紹介しましょう
7−2−C.アンチエイリアスの例
実を言うと、「アンチエイリアスのかけ方」というのを言葉で表すのは、非常に難しいのです(これやっててよくわかりました)(^^;
ですから、いくつか例を紹介したいと思います
この例を参考に実際に練習してみることをお勧めします
とにかく数をこなして、頭で覚えるより体で覚えてください
以上!(爆)
例1:
→

基本的にこういった例1のような斜めの線が一番かけるのが簡単でわかりやすい線なんですよね〜
例2:
→

この例2では今までのような中間色を1ドットづつ置いていく方法とは違い、中間色をそれぞれ3ドットづつ置いてますね、これはどうしてだと思いますか?
それは、同じ斜めの線でも、水平、または垂直に近くなればなるほどドットのギザギザが目立ってくるからです
ですから、今までのような「1ドットづつ」ではギザギザが完全にはとれないわけなんですね
わかりますか?
ですから、斜めの線などはその角度によって中間色のドット数を変えて考えながらアンチエイリアスをかけましょう
例3:
→

こういった例3のような斜めの線の場合でも同様です
例4:

ただ、この例4のような完全な斜めの線や、完全な水平または垂直の線はアンチエイリアスをできるだけかけないようにしましょう
なぜかというと、これらの線はアンチエイリアスをかけなくても、すでに「ギザギザ」が見えないからです(笑)
このような線にアンチエイリアスをかけてしまうと逆に変にぼけたように見えてしまうので注意してください
最後の例として、先ほど着色を完成させた絵にもアンチエイリアスをかけてみましょう
どうですか?さっきと比べると、見違えるほど見栄えがよくなったでしょ?(笑)
注:外側の輪郭は、背景を完成させてから最後にアンチエイリアスをかけるため、そのままにしてあります
7−2−D.アンチエイリアスをかけるときの注意
アンチエイリアスは、かけすぎに注意しましょう
かけすぎると、絵がぼやけてしまい、メリハリがなくなってしまいます
あくまでアンチエイリアスは「ギザギザ」が見えなくなる程度でいいのです