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第一回マップチップ作成基本知識


ここではマップチップを作るにあたって、そのコツと作成法を教えていきます
さぁマップチップが作れないとお悩みのアナタ!
心して読むナリ(笑)
あ、ちなみに今回では、マップチップを作る方法の講座であって、間違ってもマップチップを描けるようになる講座ではありませんのでご了承ください(爆)


1.マップチップってなに?

まずマップチップ自体知らないとなると、こりゃヤバイので、簡単に紹介しましょう
RPGをやったことがある人なら誰もが見たことのある、あの小さいキャラが歩き回る地面、街、森の中、洞窟、などそれらに使われている背景画を一般に「マップ」と言います
そしてこれらは、一見広大な一枚の画像を使っているように見えますが、実は約縦32ドット×横32ドット程度の極々小さな画像をいくつも組み合わせて作られているのです
この一つ一つの小さな画像を一般に「マップチップ」と言うのです
わかりやすく例えると、ジグソーパズルの完成したものがマップで、それを創造している一つ一つのピースにあたるのがマップチップというわけですね


2.マップチップはどうやって描いていくのか?

さて、以前にも言いましたが、ドット絵というのは描くジャンル別にそれぞれなりの描き方があります
マップチップにもマップチップ用の描き方があるのです
つまり、いくらハイレベルなドット絵を描けても、このマップチップの作り方を知らなければ、上手く(効率よく)描くことができません

とりあえず例として土の上に生えている木を作るとしましょう


こういう大きなモノを描く場合は1チップ32×32として、この場合は縦5チップ×横4チップ分のサイズ(縦32×5ドット 横32×4ドット)、というように最初からそのサイズで描き、最終的にゲームで使用する時に初めて32×32ドットのチップに分別します

とりあえず絵の上手い下手は置いておいて、こういう一般的なマップを作る場合、どういうことを考えなければいけないでしょうか?
まず絶対頭に置いておかなければいけないのは、「ゲームで使用する」ということです
例えばいくら上手くてもこういうモノをこのまま描いて、はい完成ではダメなのです
ゲームのドット絵を描く場合、ドッターというのは常に後先のことを考えておかなければいけないのです
たまたま今回は何もない土の上に生えていますが、もしかすると草原になったりするかもしれませんよね
はたまた季節が秋になり、冬になると葉っぱも枯れて、木だけが残るかもしれません
そんな場合にいちいち新しくドット絵を描いていたんでは、めんどくさいし、効率もよくないです
もうここまで言えばわかりますね?(笑)
そう、要するにマップチップを作る場合は、そのパーツごとに描き分け、どんな場合でも対処できるようにあらかじめ準備と用意をしておくのです

今回のマップチップで見れば、以下のような画像を用意しておきます







実際は細かく見ていくと描く段階にもまだ考えておかなければいけないことがたくさんあるのですが、まぁ大体こういう感じに分ければいいです

最初に見せたようなマップはまず最初に一番上のチップを使い3×4チップの土だけのマップを作ります
次にその下に上から2番目のような影用のマップチップを追加します(これで5×4チップの土台ができました)
次に木だけのマップチップを背景の色を透明色に指定し、コピー・ペーストでその土台の上に張り付けます
最後に葉っぱも同じようにその上に張り付けて、初めて一つのマップが完成ということになるのです

さて、これだけ分けただけでも、実際にマップを作る場合にかなり自由度が出てきます
まずこれで木は何処にでも置けるようになりました
土であれ、草原であれ、石の上であれ、どこでも可能です
この一つの木をいくつも重ねて、大きな森を作ることも可能ですよね(笑)
また、後で葉っぱの形を変更することも可能です

ただ悪く言えばコレは使い回しの技術です(笑)
しかし、どれだけ上手く使い回し、どれだけごまかせるか?こんなのもゲームのドット絵を描くときにはとても重要なことなのですよ
もちろん今回のように木だけに限ったことではありません(今回の木はあくまで例えです)

まとめると、マップチップを描くときはパーツを分ければ分けるほど使い回しするときの自由度が増すということになります
しかし逆に分けすぎると、その分手間もかかり、解りづらくもなってきますので注意してください